この話は我が家の場合の話なので、参考程度にしてもらえると幸いでございます。
早期英語教育に対して否定的な意見はなく、むしろ可能ならば両立させたかったのが本音です。
byエレママ受験
小学校をインターナショナルスクールに決め、無事に入学をさせました。
これからのいばらの道を覚悟し、1年生の時から受験について計画を立てました。
まずは、SAPIXの入塾試験対策です。
本当ならば、3年生ぐらいから入塾をさせれば良いかと思っていましたが、ジャガー横田さんの息子君がことごとく入塾試験を落ちたという話から、我が家もこのままでは入塾出来ないのではないかと焦り始めました。
というのも、インターでは圧倒的に日本語力が劣ります。
それは、誰もが当たり前に知っている話で、我が家もそれを覚悟で入学をさせましたが、SAPIXの難易度の高い入塾テストを3年生の時に解ける気がしなくなってきたのです。
もし息子がとても本好きの子で、本を読んで国語力を維持出来ていればまた話は変わったかもしれません。
しかし、当時の息子は(今も変わらないか)、放っておけば永遠にYouTubeと任天堂スイッチをしていられる、典型的な現代っ子です。
ですので、家庭内の日本語での会話だけでは、3年生になって国語の長文や算数の文章題などを時間内に読んだり、解いたり出来るとは到底思えず、早々と1年生の5月からSAPIXへ入塾させました。
SAPIXへ入塾
SAPIXへ入ってからの成績は、平均ぐらいでした。
1年生の成績ですので、特に焦ることもなくこのまま普通についていきながら徐々に成績を上げていこうと考えていました。
しかし、2年生になり徐々に日本語力の低下を実感することになります。
それは、インターで日中は英語ばかりなので1年の3学期にもなってもカタナカを間違えることがあったり、漢字がとても弱いのです。
学校では日本人が多く、国語の授業では、日本人の先生が日本語で授業をしてくれますし、日本の公立と同じ教科書を使って漢字も教えてくれます。
しかし、宿題で出される漢字の量はとても少なく、定期的に行われる漢字テストもとても簡単なものでした。
SAPIXでも習っていたので、少しはマシでしたが熟語などの語彙力は劣ります。
更に、国語の長文を読むのが圧倒的に遅く(これは個別の先生からの指摘です)、また記述を書かせるにも普段文字を書き慣れていないので、とっても遅いのです。
1年生の頃は、まだ1年生だからで大目に見れましたが2年生になると、その国語力の低さにこのままでは確実に難関校は厳しいのではないかと焦り出したのです。
自分達の中学受験経験談
私達夫婦は中学受験を経験していて、自分達の反省を元に子供達の計画を立てています。
自分達の経験からすると、4年生の時に塾でクラス分けをされますが、結局6年生までそこまでメンバーは変わらなかったことが印象的でした。
たまに、すごくクラスを上げてくる子もいましたが、大体は同じメンバーです。
特に上位クラスともなれば、神7は永遠に神7。
そこから逆算をすると、4年生の時にはどうしても上位クラスに入る必要があったのです。
2年生の時は、平均~やや上あたりの成績を停滞していたので、3年生の時に一度スパートをかけて成績を上のクラスに持っていかせる必要があると感じていました。
そうなると、圧倒的に日本語力の弱さは不利です。
そして、今までなんとかこなしていた、学校での毎週の英単語テストや、英作文を作る宿題の時間がとても無駄に感じるようになりました。
次のブログに続きます。
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